VISIT JEJU

済州島は、東京から飛行機で約2、3時間の距離にある韓国の島であり、ユネスコ世界自然遺産に登録されたその雄大な自然は、世界有数の絶景を誇る。島内にある飲食店では、済州島産の黒豚や新鮮な魚介類を使った料理を堪能できる上、海辺に行けばゆったりとした時間を過ごすことができ、山に行けばマイナスイオンを浴びながら日々の疲れを癒すことができるだろう。

見所や美味しい食べ物、遊ぶ場所で溢れている島なので、韓国の人たちにとっても最も訪れたい国内旅行先と言われている。そんな済州島へ行く前に、準備をきちんと整えれば旅先で得る喜びはもっと大きくなるだろう。ここでは済州島で旅行する時、知っておけば得になるヒントと旅行先で必ず必要になることを紹介しようと思う。

【しておくべきコト】

・航空券の購入

・宿泊施設のブッキング

・海外旅行保険に加入

【持っていくべきモノ】

・パスポート / 航空券 / スマートフォン

・ポケットWIFI

・現金（ウォン，円）

・変換プラグ・変圧器　

・楽しむココロ

【あると良いもの】

・国際免許

ㆍ航空券の購入 

日本から済州島まで飛行機を利用する場合、済州空港までの直行便とソウルや釜山を経由する経由便の2種類がある。尚、直行便は成田空港、関西国際空港、福岡空港でのみ運航している。

〈直行便がある航空会社〉

成田空港：ティーウェイ航空

関西国際空港：ティーウェイ航空

福岡空港：チェジュ航空

※時期により航空便の運航状況は変更される場合があるので、事前に必ず航空会社のHPなどで確認が必要だ。

直行便のない地域からは、ソウルや釜山から済州島へ行く飛行機も多くあるため、国内線を経由して訪れることができる。

ㆍ宿泊施設のブッキング 

数年前まで、旅行先での宿泊施設はほとんどがホテルだったが、現在では民家やペンションなどの施設利用も一般的なものとなった。まるで済州島に住んでいるかのような暮らしを体験できる部屋から、ゴージャスな別荘など様々な選択肢が増えてきている。最近では宿泊先を探す旅行者と、空き家、空き部屋を貸してくれる人たちを繋いでくれるサービスもあるため、Airbnbなどオンラインサービスを利用するのも一つの選択肢だ。自分が理想とする済州島旅行を送りたいのであれば、宿泊施設からこだわるのも良いだろう。

ㆍ海外旅行保険に加入 

海外に行くときには、事前に海外保険に加入することをおすすめする。韓国に行く場合であれば一般の病院は日本で支払う金額と差はあまり無い。しかし、旅行中のケガや病気、または盗難などのアクシデントが無いとも限らない。備えあれば憂いなし。保険に加入してから旅行に行こう。

ㆍパスポート/航空券/スマートフォン 

韓国へ旅行に行く前には必ず、パスポートの有効期間が入国してから3カ月以上あるかを確認すること。飛行機に乗るためにはパスポートと航空券が必ず必要なため、無くさないように気を付けなければならない。尚、現在では世界的に、多くの航空券やホテルのチェックインが電子化されていたり、旅行先では検索、マップ、通訳アプリ等を使う機会が多くなるため、スマートフォンを忘れないようにしよう。

ㆍポケットWI-FI

済州島では、店や観光地など多くの場所で公共の無料Wi-Fiが使用可能だ。しかし、世界自然遺産のある済州島では、美しい自然に感動し、その場で写真をSNSに投稿したくなる瞬間が多々あるので、事前にポケットWi-Fiは準備しておくのがおススメだ。ポケットWi-Fiは持ってさえいれば、いつでも電波が利用出来るため、写真映えするスポットが非常に多い済州島にはうってつけだ。ポケットWi-Fiは、空港で直接借りることができるほか、事前にWebサイトで予約し、空港で受け取ることもできるのでチェックしておこう。

ㆍ現金（ウォン・円)

済州島でも多くのお店でクレジットカードが使えるが、使えないお店での買い物や、カードをなくした時など万が一に備え、予備用として韓国ウォンは持っておくのが良いだろう。

ちなみに、両替は日本より韓国でする方が手数料が安いため、韓国語が話せたり、見知らぬ土地でのやり取りが苦にならない人は、できるだけ済州島に着いてから両替する方がお得だ。

ㆍ変換プラグ・変圧器

韓国では、ごく一部を除き、ほとんどのコンセントが220V対応だ。そのため日本で使われている100V用の電化製品を使用する場合、変圧器を持っていかなければならない。

ただ、現在のスマートフォンやカメラの充電器など、100~240Vの全世界対応製品の場合、変圧器は必要なく変換プラグだけ用意すれば問題ない。しかし、電圧を間違えれば火事や感電を起こす危険があるので、事前に確認が必要だ。

また、韓国のコンセントにはSEタイプとCタイプがある。韓国では場所によってプラグの形状がSEタイプにのみ、またはCタイプにのみ対応している場合があり、せっかく買った変換プラグが使えないことも考えられるため、マルチタイプの変換プラグを用意するのもおすすめだ。

最近は変換プラグ・変圧器一体型の商品も多くあるので、そういった商品を準備するのも一つの手段だ。

ㆍ楽しむココロ

旅の目的は人ぞれぞれだが、「楽しみたい」という気持ちは老若男女問わず万国共通だ。どんな場所へ行っても、どんなことをしても、楽しもうという気持ちを持つことが大事。その気持ちさえあれば、最高の旅だと思えるほどの魅力が済州島には溢れている。

ㆍ国際免許（なくてもOK）

済州島での主な交通手段はタクシーとバスだ。基本的に交通機関が発達しており不自由なく移動できるため、国際免許証がなくても充分に楽しめる。また、タクシー移動の場合‘Kakao Taxi’というアプリのサービスを利用し、タクシーを呼ぶこともできる。

ただ、自由に動けるストレスフリーな旅を送りたい、そんな人は、国際免許を所得してレンタカーを借りるのも一つの手段だ。なお、レンタカーは事前に予約しておけば、済州国際空港で借りることもできる。